法案そのものがバクチではないか ―カジノ実施法は徹底審議で廃案に追い込もう!― 

 18.6.11
 自民・公明・維新の進めるカジノ実施法案が国会で審議されています。
 問題になっている依存性対策に関して政府は「入場を週三日に制限する」と言っています。多くのカジノは24時間営業なので72時間博打漬けにできることがどうして依存症対策と言えるのか私には理解に苦しみます。また1回の入場料を6,000円と高めに?設定するという政府の言い分に対しては「ディズニーランド(の入園料 6,400円)より安いやん」の声がSNS上に飛び交っています。
 また政府はあくまでもカジノは「外国人客が主になる」と主張していますが、大阪や和歌山など国内立候補地はどこも日本人客を7、8割をと見込んでいます。外国人だけでは商売にならないことはどこもすでにお見通しのようです。
 さらに「地域振興や雇用創出」(石井啓一国土交通相)と経済的効果を強調していますが、特徴的なのはカジノの経済的損失に政府側の誰も触れていないことです。実際韓国ではカジノによる経済的損失は7.7兆円と、カジノの経済的効果の2.4倍にのぼっているのです(2017年2月3日 共産党清水ただし衆院議員(当時)の質問より)。カジノの負の側面すらわからないままことを進める―、これではカジノ実施法の採択そのものがバクチと言わざるを得ないではないですか。
 そしてなによりも私が驚いたのはカジノ業者の貸金業への参入を認めていることです。カジノで持ち金使い果たして「もうカジノはやめよう」と出てきた客に「もう一回すれば勝てるよ」と再び金を貸してカジノに送り返そうというわけです。断崖絶壁で「もうつまらないことを考えるのはよそう」と自殺を思いとどまり帰ろうとした人が「もう一度考え直せ」の看板を見て結局身を投げたというブラックジョークがありましたが、同法案が通れば人生破滅が現実のものになりもう社会復帰できなくなる人が続出します。これはジョークではありません。
 カジノ実施法―、徹底審議のうえやはり廃案に追い込むしかありません。
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by takeshi_yamagen | 2018-06-12 20:51