漆黒の闇の中、不安な一夜を過ごしました ―台風21号顛末②―

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 台風通過直後、電気が2、3回点いたり消えたりしましたが、なんとか持ってくれるだろうと当初は気楽に構えていたのですが、夕方から完全に止まってしまいました。
 家々の灯りも街灯もそして信号機も消える中、あたりは徐々に暗くなっていきます。それなりにカラフルな家でさえ徐々にその色を失い、感度の悪いピンボケの白黒写真のような、輪郭がぼやけた灰と黒の塊となって、夜の静寂(しじま)にそのまま沈み込んでいきました。その後はただ漆黒の空間が広がるのみ―。生まれて初めての広域長時間停電の経験に、私は言いようのない不気味さを感じてしまいました(原始の時代はこんな夜が毎日繰り返されていたんでしょうね)。
 さてその頃山元家では「テレビ映らん!」「懐中電灯どこや!」「携帯の電池、もうすぐ切れるやないの!」と家人が大騒ぎ。間もなく「早よ食べな溶けるで」と妻から渡されたアイスクリームを夕食替わりに頂いた後(それはそれで美味しかったのですが…)、エアコンの効かない部屋で汗びっしょりになりながら、寝苦しい一夜を過ごすことになりました。ただ幸か不幸か山元家の冷蔵庫には生ものをあまり入れてなかったので多くの食品を廃棄することだけは避けられたようです。
 石橋4丁目では翌5日夕方までに停電は解消しましたが、まだ多くの地域で台風21号、そして北海道地震による停電が続いているとのこと。そのご苦労お察し申し上げるとともに、一日も早い復旧を祈念するのみです。
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by takeshi_yamagen | 2018-09-08 11:53