長~い魚の物語① ―土佐のウツボとハモ編―

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 ひと月ほど前大学時代の友人が大阪市内の土佐料理店に連れて行ってくれました。
 大将と奥さん二人が切り盛りするカウンターに10人も座ればいっぱい小さなお店(後から聞くと奥に座敷もあるそうです)、まず出されたのがウツボ。あの凶暴な面構えの魚がどんなお味なのか、興味津々。さっそく刺身をいただくことにしました(えっ、感想?そうですね、『歯ごたえ十分、お味は淡白すぎてちょっと頼りない』ってところです)。
 お次は同じウツボのタタキです。
 さっと炙ると、ほどなく他の魚よりかなり厚めの茶色い皮の香ばしい薫りが店内に漂います。(う~ん、皮の厚さと薫りの量は比例するんだぁ)。ポン酢をちょこっとつけて一切れ口に運びます。刺身でけなした?白身の淡白さがさらに皮の香ばしさがひきたててくれます(おぉ、濃厚な皮と蛋白な白身の反比例が醸し出すこの絶妙の風味!)。
 すっかり上機嫌でいると「もひとつ長いの、いきましょか」と、大将が「でん!」とまな板の上にのせられたのは、なんとも大きなハモ1匹。1mはゆうにあります。私が「やっぱり湯引きでしょうか」と言うと、大将は「身が痩せててもうこの時期(夏の終わり)湯引きにはちょっと向かないですね。特に今年は台風がよく来ましたし」とおっしゃり、「ハモは夏の魚のように思われてるけど、本まは11月頃が一番おいしいんですよ」と続けられました。てなわけで当夜はハモの天ぷらを賞味した次第。これもいけましたなぁ。
 靭公園の集会の帰りはこの店に決まりです。
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by takeshi_yamagen | 2018-09-12 21:49