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緩やかに、しかし着実に広がるオール大阪の流れ ―堺市長選挙の結果から―

 19.6.11
 堺市長選挙で自民党を離党し市議会議員を辞任して反維新・反都構想の立場を明確にして出馬した野村友昭候補が維新候補に敗れました。しかしその差はわずか1万4千票で野村候補は選挙前の予想を裏切る大健闘、新聞は勝った維新陣営の選挙事務所に笑顔がなかったと報じています。堺市民の都構想反対の思いが根強いことを改めて示したといえます。
 驚いたのは自民党自民党府連会長渡嘉敷奈緒美氏の発言。野村氏が敗れたのは「共産党と組んだせい」といわんばかり。さらに「(堺市長選の結果から)住民投票の実施に賛成する必要があると強く感じた」と(NHK関西ニュース)。維新への卑屈なまでの屈服ぶりです。
 最近感じるのは大阪の保守層が大きく二つに分かれてきているのではないかということ。自治会や老人会など地域でまじめにこつこつがんばっておられる反維新的な潮流と、自身の世俗的名誉や金儲けを第一に考える半維新・親安倍といってもよい新自由主義的な潮流です。野村候補が前者、渡嘉敷会長が後者であることは言うまでもありません。
 幸い都構想の是非を問う住民投票は来年秋。それまでに住みよい大阪、住みよい池田をどうつくっていくか、良心的な保守の人(当然普段の選挙では自民党や公明党に票を投じる方も含まれます)と話す機会はいくらでもあります。反基地のオール沖縄に続き反維新反都構想のオール大阪の流れをつくるため私も全力あげてがんばります。
 
  

by takeshi_yamagen | 2019-06-11 05:05 | 維新退場!  

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