人気ブログランキング | 話題のタグを見る

池田茶臼山古墳+ランチ 小旅行を楽しみました

 19.12.6池田茶臼山古墳+ランチ 小旅行を楽しみました_c0133503_06035071.jpg池田茶臼山古墳+ランチ 小旅行を楽しみました_c0133503_06022753.jpg
 1日石橋の女性後援会みなさんと五月丘1丁目の茶臼山公園内にある池田茶臼山古墳(全長60mの古墳時代前期(4世紀)の前方後円墳)を訪ねました。今回は自称「著名な考古学者」Yさんの解説付です。
 実はこの茶臼山古墳、1957年の五月山団地の建設時に破壊されそうになったのを市民の運動で保存されることになったのはよかったのですが、近年土砂の流出が激しくなり、一雨ごとに古墳の破壊が進むような状態が続き対策が求められていました。日本共産党市議団は何度も古墳の保存整備を市当局に求めてきたところ、昨年ほぼ築造当時に近い姿に復原されました。
 さてさっそく一番高い後円部の頂上に上ると北には五月山、南から西にかけては、猪名川と西摂平野と360度の眺望が広がります。なるほど古墳の被葬者が自身の権力を誇示するには最適の立地であったことがよくわかります。
 その後、墳頂部にある展示パネルを使ってYさんから「本来は埴輪も並べられていました。この古墳でおもしろいのは埴輪を使った棺が古墳のすそのほうで見つかっていることです」「前方後円墳は時代が経るにつれて前方部幅が広くなっていきます(=後円部径が小さくなる)。茶臼山はまだ前方部が狭いので古いタイプの古墳だとわかります」「池田の4世紀の歴史を語ってくれるのは、茶臼山古墳とその後につくられた娯三堂古墳(綾羽2丁目 円墳)の二つの前期古墳にほぼ限られます」とまるで古墳築造を見てきたような話が続きました。
 その後古墳をぐるっと回った後、歴史民俗資料館を見学し石橋のおしゃれなイタリア料理店でランチをいただき、解散。天候にも恵まれてとっても素敵な小旅行になりました。
 ところで自称「著名な考古学者」Yさんが誰か、もうお分かりですね。

追伸;この事業には宝くじの補助金が使われました。多くの宝くじ購入者の夢をこわして池田市民の夢が実現したわけで少し複雑な思いはあります。 


by takeshi_yamagen | 2019-12-06 06:04 | 建声元語 ―よもやま話―  

<< 今年も子どもたちの熱演を楽しま... 12月議会が始まりました >>