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12月議会、池田市はやっぱりコロナ対策する気がないようです

 20.12.26
 一般質問に関わるかなんかや、議会終了後の諸原稿書き、そして年末の公務(今年は副議長としてのそれも加わりました)に追われて5日ほどブログをお休みしてしまいました。年が変わる前に年末の池田市政をめぐる動きについて最低限のことを記しておきたいと思います。

 12月議会の最終日にわが党の藤原みちこ議員が今後のコロナ対策(医療労働者の処遇改善、社会的なPCR検査の拡充、小規模事業者給付制度の締め切り延長・再実施など)について見解を質しましたが、市側はほとんど拒否。市長にいたっては日本のコロナ対策は米に比べて感染者も死者も少なくうまくいっている、検査増やしても死者は減らないと的外れな答弁に終始しました。
 先日池田市はコロナ対策に1銭も使おうとしていないことを書きましたが、12月議会もそれは変わらず。補正予算で介護サービス事業所などへの支援金3億2,400万円が計上されましたが、それらの財源はすべて国の給付金です。
 思えば市長はやれ国と府の隙間を縫った施策をすすめるだの、やれコロナ2波、3波に備えるだの思わせぶりの答弁をしたことがありましたが、それは議会の追及をかわすその場限りの言い逃れだったようです。
 なお市長は53億円の市のためこみ(財調調整基金)をコロナ対策に使わない理由として大学誘致などとともにスーパーシティ構想実現をあげていましたが、今回の私の一般質問への答弁で同構想への参加申請を取りやめることを表明しました。当面お金を使う理由が一つなくなったのにもかかわらず、今コロナで苦しむ人へやっぱり使おうとはしないのです。 
 ただ市長は小規模事業者給付制度に関連して生活困窮者への経済的支援については言及しました。1日でも早く実行に移していただきたいものです。
 




by takeshi_yamagen | 2020-12-26 18:03 | 市 議 会 日 誌 (2019~)  

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