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PCR検査能力の大幅な拡充と無症候感染者の隔離を強化せよ ―ノーベル賞学者4氏が声明―

 21.1.26PCR検査能力の大幅な拡充と無症候感染者の隔離を強化せよ ―ノーベル賞学者4氏が声明―_c0133503_07033456.jpg
 ノーベル医学・生理学賞を受賞した大隅良典、大村智、本庶佑、山中伸弥の4氏が8日、新型コロナウイルス感染症の拡大が深刻化するなか、医療支援やPCR検査の拡充などを実行するよう政府に要望する声明を発表しました。
 声明は、過去1年にわたるコロナ感染症の拡張がいまだに収束せず、緊急事態宣言が出された現状を「憂慮」するとして、五つの方針を政府に要望し、実行を求めています。
 (1)医療機関と医療従事者への支援を拡充し、医療崩壊を防ぐ。
 (2)PCR検査能力の大幅な拡充と無症候感染者の隔離を強化する。
 (3)ワクチンや治療薬の審査および承認は、独立性と透明性を担保しつつ迅速に行う。
 (4)今後の新たな感染症発生の可能性を考え、ワクチンや治療薬等の開発原理を生み出す生命科学、およびその社会実装に不可欠な産学連携の支援を強化する。
 (5)科学者の勧告を政策に反映できる長期的展望に立った制度を確立する。

 この声明が出されて後、本庶氏が「(検査数は国際的に)いまだに少ない」と述べていることを受けて、21日衆院本会議の代表質問で共産党委員長志位和夫が「この指摘をどう受け止めるか」と迫りましたが、菅首相は全く答えませんでした。
 さらに志位氏は、広島県が広島市の特に感染者が多い地域のすべての住民と就業者を対象に、希望者に無料でPCR検査を実施すると発表し、東京都世田谷区をはじめ全国各地で医療機関と高齢者施設などの職員、入院・入所者への一斉・定期的なPCR検査(社会的検査)を始めるなど、この間の地方自治体の検査拡大努力をあげ、全額国費で社会的検査を行う仕組みをつくるべきだと求めましたが、菅首相は、自治体の半額負担にもかかわらず「実質的に全額国の負担で検査できる」と強弁しました。


by takeshi_yamagen | 2021-01-26 07:07