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ぼくは明日、昨日のきみとデートする ―昨今シネマ談議①―

 21.4.9
 最近映画鑑賞にはまっているわが息子。コロナ禍もあってDVDを借りてきては見まくっています。そんな彼が「お父さん、『陽だまりの彼女』や、『今夜、ロマンス劇場で』みたいなファンタジー系好きやったらこれ見てみ」と言ってさしだしたのが「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」(2016)。駅で出会ったお互い二十歳の若者南山高寿(福士蒼汰)と福寿愛美(小松菜奈)。恋人同士になるも高寿は愛美の不思議な秘密に気づいていく―、なるほど切ない、ありえない話だとわかっていてもかなり切ない、特にヒロインの愛美にとっては切なすぎる、いや可哀そうすぎる…、まぁ、そんなお話です(ようわからんて?でもこれ以上言うとネタバレしそうなんで…、愛美がのっけから涙もろいのがちょっと伏線とだけ言っておきましょう)。
 余談ですが、舞台が京都、宝ヶ池など僕が半世紀前小学校低学年の頃過ごした京都市左京区の叡山電鉄(当時は京福電鉄)沿いだったので、とてもなつかしく感じました。
 実はそれに先立って先月見たのが「素晴らしき世界」。人生の大半を刑務所で過ごしてきた役所広司演じる元殺人犯が更生していく姿を追った映画です。事前の評価がよかったので映画館に足を運んだのですが、ストーリー展開がやや単調だったように感じました(16/5/7付当ブログ参照)。

by takeshi_yamagen | 2021-04-09 05:38 | 銀 幕 日 記  

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