政府は正気取り戻せ
2021年 05月 17日
21.5.17
以下ジャーナリスト青木彗さんの記事「政府は正気取り戻せ」(しんぶん「赤旗」日曜版5/16付)より。
(前略)「コロナ対応と五輪」の関係を見ると、この国の政治のゆがみや劣化が浮かび上がってきます。
菅首相は緊急事態宣言を繰り返し、ひたすたら人々に自粛と我慢を強いるだけ。検査拡大や病床増など医療体制の拡充はすべてその場しのぎの空約束。その一方で、なにがあろうと「五輪開催」に突き進む。
しかも自民党の下村博文政調会長は改憲派の集会で「今回のコロナを、ピンチをチャンスとしてとらえるべきだ」と言い放ち、同党改憲案の一つ、緊急事態条項創設の実現を訴えたそうです。
政治がなすべきことをなさず、医療にもアクセスできないまま命を落とす人が続出しているというのに、これを改憲へのチャンスだと言い放つ無神経。国民の命や財産を守るのが政治の役割とうそぶきつつ、それを口実にやりたいことをやろうとしているだけではありませんか。
「森友・加計」、桜を見る会の問題でも国会で首相がウソ答弁を繰り返しました。官僚は忖度して文書の改ざんや隠ぺいを繰り返してきました。
今の日本政治の劣化とゆがみが、コロナ対応、五輪問題開催にも通底しています。
菅首相は緊急事態宣言を繰り返し、ひたすたら人々に自粛と我慢を強いるだけ。検査拡大や病床増など医療体制の拡充はすべてその場しのぎの空約束。その一方で、なにがあろうと「五輪開催」に突き進む。
しかも自民党の下村博文政調会長は改憲派の集会で「今回のコロナを、ピンチをチャンスとしてとらえるべきだ」と言い放ち、同党改憲案の一つ、緊急事態条項創設の実現を訴えたそうです。
政治がなすべきことをなさず、医療にもアクセスできないまま命を落とす人が続出しているというのに、これを改憲へのチャンスだと言い放つ無神経。国民の命や財産を守るのが政治の役割とうそぶきつつ、それを口実にやりたいことをやろうとしているだけではありませんか。
「森友・加計」、桜を見る会の問題でも国会で首相がウソ答弁を繰り返しました。官僚は忖度して文書の改ざんや隠ぺいを繰り返してきました。
今の日本政治の劣化とゆがみが、コロナ対応、五輪問題開催にも通底しています。
by takeshi_yamagen | 2021-05-17 05:12 | 打倒!安倍・菅政権