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命は譲歩を待てない

 07.12.15
 汚染された血液製剤でC型肝炎に感染した患者らが、国と製薬会社を訴えている薬害肝炎訴訟の控訴審で、大阪高裁は13日和解骨子案を提示しました。救済範囲を狭め、命に線引きをするこの和解案には憤りを禁じえません。原告側が拒否するのは当然です。特に私が強い怒りを感じたのは文面の「(原告側の要求は)被告らの格段の譲歩のない限り、和解骨子案として提示しないことにした」という部分。まるで患者側が無理難題を押し付けているような言い方です。
「私はもう肝臓がんまで進行しました。どうか私の命を助けてください」(匿名で九州訴訟に加わった原告番号22番の女性 14日付しんぶん『赤旗』)と首相官邸前で叫んだ患者に、裁判所は国と製薬会社の「格段の譲歩」を待て、というのでしょうか。
 患者にはそんな時間はありません。福田首相と枡添厚生労働相は早急に患者の全員救済を決断すべきです、いや決断しなければいけません。
by takeshi_yamagen | 2007-12-15 11:22