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2009年 10月 14日 ( 1 )

侵略戦争の拠点から平和の拠点へ ー大阪城戦跡ハイクに参加してー

 09.10.14
侵略戦争の拠点から平和の拠点へ ー大阪城戦跡ハイクに参加してー_c0133503_9254025.jpg 大阪城と言えば、豊臣秀吉、大坂夏の陣などがすぐに思い浮かぶことでしょう。しかし、戦前の大阪城が中部軍管区司令部や砲兵工廠(大砲などを作っていた工場)などの軍事施設が立ち並ぶ軍都大阪の中枢であった事実は、人々の記憶から忘れ去られようとしています。
 12日、そんな大阪城の戦争の痕跡を訪ねる「大阪城戦跡ハイク」(石橋憲法9条の会主催)に参加しました。講師は大阪城天守閣に35年勤務された渡辺武元大阪城天守閣館長。大阪城を語らせてこれ以上の方はいらっしゃいません。
 JR森ノ宮駅から砲兵工廠跡碑や今なお残る煉瓦づくりの砲兵工廠化学分析廠跡、空襲の弾痕の残る石垣、中部軍管区司令部庁舎跡(戦後は大阪市立博物館として親しまれてきました)、陸軍衛戍刑務所跡(軍法会議で判決を受けた軍人を収容していました)などを回り、大阪城天守閣にも上りました。
 講師の渡辺さんの自らの体験談やエピソードを交えた話は大変興味深いもので、特に「軍の施設を手に取るように見渡せる大阪城天守閣(1931年再建)に市民が上ることを、なぜ陸軍が認めたのか、未だによくわからない」という話が印象に残りました。
 戦争の実態はほとんど書物やテレビでしか知ることができません。しかし、そのイメージをかき立てるには現地に赴くことが大切であることを改めて思い知らされた一日でした。
 今、砲兵工廠跡地は子どもたちが楽しそうに遊ぶ広大な公園となり、陸軍衛戍刑務所跡には同地に収容されていた反戦川柳作家鶴彬の句碑が、昨年建てられました。
 大阪城は侵略戦争の拠点から平和の拠点へと大きく生まれ変わりつつあります。

 
by takeshi_yamagen | 2009-10-14 07:06 | 歴 史 夜 話

日本共産党 大阪・池田市会議員  山元たけしの日々の活動を綴ります


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