曇りなきところからいかに膿をだすか、これは難問だ
18.4.19
加計学園の獣医学部新設認可に至るプロセスに関して「一点の曇りもなかった」と断言していた安倍首相が、「膿を出し切る」と瑕疵の存在を認める発言をしてしまいました。
一点の曇りもないところから膿をどう出すか、これはかなりむずかしい。少なくとも僕にはできない。安倍首相も膿、いや海の向こうで昭恵さんとともに悩んでおられることでしょう(これを膿の苦しみといいます)。
「どうせ私を騙すなら騙し通してほしかった」との女心を裏切って、「折れた煙草の吸いがら」を見るまでもなく、簡単にわかるうそをのたまう安倍首相―、「これでは女性にもてませんよ。『うそついてもいい?』てもっと直球で行かなあかん」と福田事務次官がおっしゃっているとかいないとか…。バーブ佐竹も中条きよしも怒ってるでぇ!
地方に広がる自公政権NO!維新退場のうねり ―京都府知事選挙と15日の選挙結果から―
日本共産党推薦の福山和人候補と自民・公明・維新・希望・立憲民主党・民進党推薦の西脇隆俊の一騎打ちとなった京都府知事選挙(4月8日投開票)で、福山氏が317,356票(44・1%)を獲得、大健闘しました。福山氏の得票率(44・1%)は蜷川虎三民主府政終焉以降の40年間の府知事選における共産推薦候補中最高の数字であり、京都市左京区では得票率52・8%で、西脇氏を抑え第一位となりました。また京都新聞は出口調査結果で立民支持層の6割 、無党派層の過半数が福山氏に投じたと報じています(写真)。
続く15日投開票の市長選挙では自民推薦候補の落選が相次ぎ(滋賀・近江八幡、栃木・日光、群馬・富岡、千葉・東金、兵庫・西宮)、特に近江八幡では自民・公明・維新の推す現職が共産党推薦候補にダブルスコアで敗れています。
一方議員選挙では日本共産党が善戦・健闘、東京都多摩市(定数2)・練馬区議選(同5)、北海道洞爺湖町(同3)など定数が少ない補欠選挙で議席を獲得しているのが特徴です。ちなみに練馬区議選では小池知事与党の都民ファーストの候補が共倒れしました。
「自民党にアゲンストの風が吹いた」(近江八幡市の落選した現職)、「安倍政権の不祥事が選挙結果に影響したとの見方が出ている」(同市長選結果を受けて 京都新聞16日付)と報じられたように安倍自公政権の暴走とそれを支える維新に地方でも厳しい審判がくだされつつあります。
さぁ、今度の日曜日(22日)は豊中の府議補欠選挙です。山本いっとく候補の当選へ、全力あげてがんばります。
ウソつきが人の道を説く不思議な国 その名は日本
18.4.16
愛媛県や今治市の職員と会った記憶がないといいながら、「首相案件」発言だけは強く否定する―、凡人には真似のできないなんとも器用な記憶力の持ち主の柳瀬唯夫さん。でも「首相案件」はあなたの発言であることはほぼ間違いない。それでも否定されるのなら、あなたは首相の大事な事案を忘れるそもそも首相秘書官の資質に欠ける無能な官僚と判断せざるを得ません。出先で小腹すいてふらっと入ったラーメン屋の名前忘れたんとわけがちがいます。
それにしてもウソ、隠ぺい、改ざん、捏造、口裏合わせ、えこひいき、そしてセクハラ…、まさになんでもありの現政権が子どもたちに道徳を説く―、日本って本当に不思議な国ですね。世界からどう見られているのかと思うとやはり憂鬱な気分になります。
週初めの独り言です。
みなさん、安倍政権の暴走、本当にひどいですね。森友学園、加計学園など一部の学校法人に便宜を図る、関連する公文書は破棄したとうそをつき、しぶしぶ出してきたら出してきたで中身を改ざん、そんな財務省の公文書改ざんを国土交通相も知っていたのに黙っていたっていうじゃないですか。そして最近の報道では文書隠ぺいや改ざんが防衛省でも行われていたことが明らかになりました。また厚生労働省が国会に提出したデータも捏造されていました。たまらず安倍首相を批判した人、たとえば文部科学省の政務次官であった前川喜平さんに対して、文部科学省は教育の政治的中立性の原則を踏みにじってその発言の調査までしていました。
みなさん、そもそも国は公平公正に国民全体のために仕事をしてくれるという前提があるからこそ私たちは「高い。高い」といいながらも税金を国に納めているんじゃないですか。その国が一部の学校法人を「えきひいき」していた、そしてその国の仕事ぶりを記した公文書を改ざんして国会に提出していたわけです。政府は国会議員、ひいては国会を1年にわたって騙していた、そしてそんな誤った情報のもとで昨年衆議院選挙も行なったわけです。
なぜそんなことが次から次へとおこるのでしょうか。
森友学園文書の改ざん部分には国会議員でもない一私人の安倍昭恵さんが節目節目で関与していたことが出てくる、隠されていた自衛隊の南スーダンPKO日誌には自衛隊がいてはいけない戦闘状態がかかれている―、要は国民に知られてはいけないことが書かれていたからこそ、公文書を隠し、改ざんし、データをごまかしてきた、まさに安倍政権の国政の私物化、憲法無視の暴走がいきつくところまで行き着いた結果がこの公文書の隠ぺい、改ざんではなかったでしょうか。
みなさん、山本いっとくさんはその森友疑惑の解明へ無所属議員などとともに全力あげてがんばってきました。また市議事会では小中一貫に名を借りた小学校つぶし反対、35人学級の拡大、中学校給食実現せよと訴え、高すぎる国保料を引き下げろと市に迫ってきました。そして豊中市民も多く利用する障害者スポーツのメッカ、箕面市稲(いな)の府立スポーツセンターを市民のみなさんと力あわせて存続させました。
不正を許さない、心やさしい、試されずみの政治家、若い働き盛りの山本いっとくさんをご支援ください、働かせてください。
今、無所属や社民党の豊中市議会議員の方々、新社会党や自由党の方、そして多くの市民の方が「今度は山本いっとくでいっとこう!」と立ち上がってくださっています。安倍暴走政治ノー、カジノ推進の維新政治ノーのあなたの願いを山本いっとくへ党派を超えてお寄せ下さることをお願い申し上げて御当地での訴えを終わらせていただきます。ありがとうございました。
隠ぺい、改ざん、捏造…、安倍政権の毒が中央省庁全体に回っています
18.4.4
防衛省の南スーダンPKO活動部隊に続く陸自イラク派兵部隊のPKO活動日誌の隠ぺい、陸自統合幕僚会議文書の改ざん開示、財務省の森友学園の用地取得に関わる疑惑、同学園関連公文書の隠蔽・改ざん、文部科学省の前川氏の授業に対する 調査、厚生労働省の裁量労働制に関するデータ誤用など中央省庁の不祥事が次々明らかになってきました。森友文書改ざんについては国土交通省も早くから知っていたとのことです。
国民のために公平公正に働いてくれると思っているからこそ私たちは「高い、高い」といいながらも税金を国に払っているわけです。その国の中央省庁が、一部の学校法人に便宜を図ったり、自身の仕事を記録した公文書を隠ぺい、改ざん、捏造したり、さらには政権にとって気に入らない者は調査し、攻撃する…、まさに安倍政権の毒が政権全体に回りつつあります。
「魚は頭から腐る」といいます。毒が地方や国民に回らないうちに安部政権をストップさせなけれれば、この国は大変なことになるのではないでしょうか。
森友究明・原発ゼロ・平和憲法―、政治が激しく動く中、明日への希望が見えてきました
18.3.18
政治が激しく動いています。
財務省が国会に提出した森友学園に関わる公文書を改ざんしていたことを認めました。国会、ひいては国民は一年間騙されていたことになり、真相究明を求める声が大きく広がり安倍政権を追いつめています。
森友疑惑追及のみならず国民の期待を受けとめて、今野党は元気です。
長時間労働・残業代未払い、ひいては過労死を増やす裁量労働制の法案提出を撤回させ、即時原発を停止する文字通り原発ゼロ法案を野党4党が共同提出しました。私がうれしく思っていることは原発ゼロなどで小泉元首相など保守の方との連携も進んでいることです。
もちろん巻き返しもあります。高浜原発が再稼動され、労働時間そのものを取っ払ってしまう高度プロフェッショナル制度の導入や憲法9条改訂を安倍政権はあきらめていません。
しかし力あわせれば願いが叶うことを羽田市議辞職で私たち池田市民は経験しました。
今国民すべてが力をあわせれば怖い原発はなくせます。長時間労働、タダ働きを止めさせることができます。平和憲法を守ることができます。国政を私物化する安倍政治をストップすることができるのではないでしょうか。
野党共闘をご支援ください。そして日本共産党を大きくしてください。財界から政治献金を受けとらない党、日本共産党が伸びてこそ野党共闘はより確固としたものになると思うのです。私も力の限りがんばります(日本共産党石橋後援会ニュース「てしまの」60号より)。
本丸へ、一歩ずつ一歩ずつ…
18.3.16
今回明らかになった森友文書改ざん―、1年間にわたって騙されていたわけで全ての国会議員は与野党問わず怒らねばならない問題です。そして二度と騙されないために真相の徹底究明にとりくまなければならない。それをしない国会議員は、自らも詐欺師集団の一員か、騙されていたことに未だに気づかない大ばかものか、どちらかではないかと私は思っています。
しかし最近の自民党を見ると財務省に責任を押し付けてこのまま幕ひきを図る魂胆のよう。そうは問屋が卸しません。まずは佐川氏の証人喚問に応じざるを得ないところまで追い詰めました。そして自民党国会議員から「始まりは安倍首相」の声も出始めました。永田町で、霞ヶ関で、そして全国で激烈な闘いを繰り広げながら、われわれは少しずつ「本丸」に近づいていっています。
明日もがんばろう!
2018年3月12日の言葉から
18.3.13
「…行政府が立法府をだましたことになる。こんなことは戦後はもちろん一切なかった。戦前にもこんなことはないのではないか」(日本共産党不破哲三前議長 12日時事通信のインタビューで)
「しかし、はすっぱなな首相夫人が名誉校長を務める極右の小学校のために、官僚が公文書3月12日ツイッター) 偽造にまで手を染めるなんてのは、前代未聞の日本の戦後政治の汚点だろう。結局なってはいけない人が首相になっているということに尽きる。」(作家平野啓一郎さん
「(佐川さんを)やめさせた理由言ってるじゃないですか!」(フジ系「とくダネ!」キャスター小倉智昭さん 自民党某国会議員が「佐川さんは一般人(民間人)になられたから国会招致はできない」と言ったのに対して)
「でも残念ながら某国会議員の思惑はとおらない。過去に国会招致した小佐野さん(ロッキード事件)も江副さん(リクルート事件)も姉歯さん(マンション設計改ざん)も、そして籠池さんも前川さんも、みんな民間人ですから!」(上記に対する山元ツッコミ)
納税者一揆で安倍政権を打倒しよう!
18.3.13
財務省が森友関連の公文書改ざんを認めました。
私はある集会でご挨拶申し上げる予定でしたが、スケジュールの都合でお話することができなくなってしまいました。以下は発言予定だった原稿です。
日本共産党の山元でございます。
3月12日は激動の一日になりました。財務省が国会に提出した森友学園に関わる公文書を改ざんしていたことを認めたのです。国会はこの改ざんされた文書を元に審議をしていたわけで、財務省は国会、ひいては国民を一年間騙していたことになります。
「特例的な内容」など、森友学園が特別扱いしたところが改ざんされていたようです。みなさん、国は国民に対して公正公平な仕事をしてくれる、その信頼があるからこそ私たちは高い税金を払っているわけです。その国が一学校法人を贔屓していたことが明らかになったわけで、許すわけにはいきません。また最高10年の懲役刑にもなりうるような公文書偽造を、佐川前国税庁長官はじめ官僚の一存で行うとは考えられません。その背後に政治家の力が働いていたと考えるのが自然です。佐川さんと今回財務省文書で名前が出てきた安倍昭恵さんには証人喚問に出てきてもらわなければなりません。
みなさん、ちょうど百年前の1918年(大正7年)、シベリア出兵を見越した米の買い占め、米価高騰に怒った民衆の一揆が全国に広がり、時の寺内内閣を倒しました。世にいう米騒動です。今度は納税者の一揆で国政の私物化すすめる安倍政権を倒そうではありませんか!私たち日本共産党も野党共闘をおおいにすすめて全力をあげてがんばります。ともにがんばりましょう!
森友文書 書き換えか? 国家の信頼、存立意義が問われる事態になってきました

昨日の朝日新聞一面のこの見出しを見て私は本当に驚きました。
学校法人・森友学園(大阪市)との国有地取引をめぐり、財務省の公文書の内容が契約当時とその後に国会議員らに提示したものと違っているというのです。開示された文書では項目ごとなくなったり、契約当時の文書にあった「特例的な内容となる」などの表現も消えたりしているとのこと。
さらに驚いたのは昨日午後の国会の政府側の答弁です。
日本共産党の小池晃書記局長がさっそく参院予算委員会でこの問題をとりあげ、「改ざんしてないなら、してないって言えばいいじゃないですか!」と質したのに対し、国は「(大阪地検の)捜査にどのような影響を与えるか予見できないので答えられない」(財務省太田理財局長)とはぐらかしの答弁に終始しましたが、書き換えについては否定しませんでした。それどころか麻生財務大臣に到っては記者会見で「(掲載紙は)朝日?T紙じゃ取材能力はねえか。残念だったね」と暗に記事が事実であることを仄めかしさえしたのです。
今まで森友問題関係の文書を政府が出さない、追及されて渋々出すということが繰り返えされてきましたが、今回それらの文書の書き換え―国による公文書偽造―の疑いが出てきたわけです。公平公正であらねばならない国の仕事、それを担保するのが国の作成する記録文書のはず。それが書き換えられていたのならば、国の信頼は一気に崩壊してしまいます。
森友学園問題は、一学校法人と政府の関係性にとどまらない、国家の存在意義すら問われる新たな段階に入ったと言えるでしょう。